「不朽-大漆芸術五千年」展を見学する来場者（撮影・葉賓得）。

　「不朽-大漆（生漆）芸術五千年」展が27日、浙江省杭州市余杭区にある「良渚文化」をテーマとする博物館である良渚博物院で開幕した。司馬金龍墓の漆画屏風や良渚文化漆絵鳥首（漆塗りの鳥頭部）、三国呉貴族生活図漆盤（三国時代の呉の貴族の生活を描いた漆塗りの大皿）など、今回の特別展には、上海博物館や山西省博物院、湖北省博物館など11ヶ所の収蔵機関から、歴代王朝に伝わる高級漆器約100点が集められた。人民網が伝えた。

　同展の会期は2024年5月5日まで。会期中、良渚博物院では、漆器のハンドメイド講座や児童向け科学知識普及講座、スタンプラリーなどが行われ、来場者は神秘的な生漆の世界を堪能することができる。