12月27日～28日、第5回中国辺境考古学シンポジウムは、北京中国歴史研究院で開催された。全国の大学と辺境地区の考古科学研究機関から来た90人余りの専門家と学者らが一堂に会し、深い交流と討論を行った。

　今回のシンポジウムは計53回の学術報告を発表し、関連議題の範囲は非常に広く、辺境の考古学の新発見、新進展、および中国北方の遊牧文化、東西文化交流などの方面をカバーしており、中国辺境の考古学の事業が日増しに大きくなり、活気に満ちている発展傾向を示した。シンポジウム期間中、青年による特別講演も組織されており、青年向け交流・相互参照プラットフォームを構築し、より将来的な視野を備えた辺境考古学青年チームを育成することを図る。

　また、中国辺境考古学学術シンポジウムは2019年創設以来、毎年開催されており、毎回では異なる研究分野の専門家や学者らが集まり、中国辺境考古分野の最新研究成果を共同で展示するだという。