ヤオ族の「無形文化遺産村」を訪ねて 中国広西チワン族自治区
ソース:新華社作者: 2024-07-16 15:47
10日、若者に歌唱技術を指導する伝統民謡「ヤオ族過山音」の自治区級無形文化遺産伝承者、蘭桂英(らん・けいえい)さん(左)。(金秀=新華社記者/陸波岸)
中国広西チワン族自治区来賓市にある金秀ヤオ族自治県六巷村は、無形文化遺産とその伝承者の多さで知られる。長い歴史を持ち、民族文化の保存が行き届いたヤオ族の集落で、各級の無形文化遺産15件と代表的伝承者17人を有し、地元で有名な「無形文化遺産村」となっている。
多くの無形文化遺産があることで、同村では一年中、歌や踊りが絶えない。祭りの時期になると、「黄泥鼓舞」「蝴蝶舞」「将軍舞」「豊作舞」「過山音」「離貫歌」などの見事な歌舞が披露される。地元の濃厚な民族風土や独特な民族文化を表現する機会になるだけでなく、多くの観光客を呼び込み、地元の発展を後押しする重要な原動力ともなっている。
10日、ヤオ族の民間楽器「黄泥鼓」を手に演奏に向かう「黄泥鼓舞」の国家級無形文化遺産伝承者、盤金海(ばん・きんかい)さん(手前)と「金秀ヤオ族黄泥鼓制作技法」の県級無形文化遺産伝承者、盤寧勇(ばん・ねいゆう)さん兄弟。(金秀=新華社記者/陸波岸)
10日、ヤオ族の民間楽器「黄泥鼓」を手に演奏に向かう「黄泥鼓舞」の国家級無形文化遺産伝承者、盤金海(ばん・きんかい)さん(右)と「金秀ヤオ族黄泥鼓制作技法」の県級無形文化遺産伝承者、盤寧勇(ばん・ねいゆう)さん兄弟。(金秀=新華社記者/陸波岸)
ヤオ族の民間楽器「黄泥鼓」を作る「金秀ヤオ族黄泥鼓制作技法」の自治区級無形文化遺産伝承者、盤志明(ばん・しめい)さん。(2018年8月1日撮影、金秀=新華社記者/陸波岸)
10日、「料話」と呼ばれるヤオ族の伝統的な合議の発言のメモを書く「ヤオ族石牌習俗」の自治区級無形文化遺産伝承者、蘭扶明(らん・ふめい)さん(右)と藍志生(らん・しせい)さん。(金秀=新華社記者/陸波岸)
編集:董丽娜
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