第10回中国・ASEAN(南寧)演劇ウイーク開催 広西チワン族自治区
ソース:新華社作者: 2023-12-21 13:37
5日、第1回中国・ASEAN(南寧)文化月間開幕式で行われたパフォーマンス。文化月間の期間中、演劇ウイークや映画上映、アニメ展、「風情東南アジア」特別公演などが行われる。(南寧=新華社記者/胡星宇)
中国広西チワン族自治区南寧市でこのほど、第10回中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)(南寧)演劇ウイークが開催され、25の芸術団体が20余りの古典伝統劇を上演した。
タイは同ウイークに何年も連続して参加している。仮面舞踊劇コーンの「金の鹿を追うラーマ」や舞踊劇ノラーの「マノーラ」など、独特な伝統演劇の上演を重ねるにつれ、中国タイ両国の文化・芸術交流が深まり、両国民は親密さを増している。
「演劇ウイークは、タイの独特な民族の趣や文化遺産を紹介し他民族の優れた伝統文化を学ぶ良い機会」と話すタイ人教師のアピニャ・アンファンラムさんは今年、マハーサーラカーム大学美術応用・美術学部2年生の学生を率いて同国東北部の伝統舞踊を中国の観客に披露した。同ウイークの魅力については「演劇が懸け橋となって、異なる文化が交流し互いに参考にし合うことで感情と文化の共鳴を伝えることにある」と述べた。
今回の演劇ウイークでは、中国と外国の劇団が一堂に会し、中国の京劇、滇劇(てんげき)、昆劇、ASEAN諸国の仮面舞踊劇、ベトナムの伝統演劇チェオ、児童劇なども上演された。演劇ウイークは文化と演劇の視点から、交流の懸け橋とコミュニケーションの紐帯を築いた。
広西戯劇院の竜倩(りゅう・せん)院長は「文化は交流によって輝き、互いに参考にし合うことで豊かになる」と指摘。「一帯一路」共同建設を契機とし、地域の人的・文化交流と協力を深め、より緊密な中国ASEAN運命共同体の構築に貢献するとした。
編集:董丽娜
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