７日、空から見た良渚古城遺跡公園。（小型無人機から、杭州＝新華社記者／徐昱）

　中国浙江省杭州市にある良渚（りょうしょ）遺跡は、新石器時代後期に長江下流域で形成された良渚文化の中心的遺跡で、２０１９年に「良渚古城遺跡」として国連教育科学文化機関（ユネスコ）の世界遺産に登録された。

　遺跡は中国５千年の文明を実証する確かな実物資料と学術的根拠をもたらし、世界遺産における東アジアの新石器時代遺跡の空白を埋めた。人類文明史上の傑出した初期都市文明であり、世界の人々が古代と現代の中国の真実の姿を知るための歴史文化の窓口となっている。